MAI KONDO

子どもの頃から音楽が大好きで、中学生のときには「音楽を仕事にしたい」と思っていました。楽器を演奏するよりも、機材で音源をつくる方に興味がいき、高校の学園祭で使うダンスの曲を、DAWで切ったり繋げたり編集したことが「レコーディングの仕事をしよう」と決めるきっかけになりました。

レコーディングについて、学校で学べることは基礎的な部分で、専門的なことは現場で覚えるしかありません。ランドマークスタジオに入社して、最初は仕事を覚えることで精一杯でしたが、7年目(2019年時点)を過ぎて、今ではエンジニアとしてもできることが増えてきました。

おかげさまで、7年間毎日のようにレコーディングに関わらせていただいたことが自信になっていると思います。音楽業界のトップをいく方々ともお仕事をさせていただいていますので、そこで得られた音楽的な感覚(センス)は大きな学びになっています。

アシスタントの仕事は、主にエンジニアのサポートです。エンジニアが音づくりをし、アシスタントはレコーディングのソフトを操作していきます。また、エンジニアやミュージシャンとコミュニケーションをとりながら、現場をサポートしていきます。

徐々にエンジニアとしての仕事も増えてきて、JAZZのアルバムやアニメ劇伴などのレコーディングをやらせていただいています。エンジニアは、音づくりの引き出しをひとつでも多く持っていることが大切だと思っていますので、ミュージシャンから「こんな感じで」と言われたときに具体的に音で返せるよう、日ごろから感覚や技術を磨いています。

休みの日は、カメラを持って動物園に行ったり、友達とお酒を飲みに行ったり、自転車に乗って横浜から鎌倉まで2、3時間かけて出かけたり、色々なことをしています。

現場では、「近ちゃん」や「まいちゃん」って呼ばれています。お会いしたときには是非気軽に声をかけていただけたらうれしいです。

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